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カッシーナの歴史

カッシーナの歴史
モダンダニチャーの頂点とも言えるCASSINA
1760年ころ

現在では最先端のモダンファニチャーと位置付けられておりますが、歴史をさかのぼること200年以上前の1760年ごろから教会のチャーチチェア(教会用の椅子)などを手がける製造から始まりました。

1927

カッシーナ兄弟がCassina.S.p.Aとして正式にミラノにて創業し、大きくモダンファニチャーへの歩みを続けることになります。 カッシーナ社は世界大戦後に規模を拡大し続けホテルやレストラン、更には豪華客船などの特注家具や内装を受注しその中で経験と技術を磨いていきました。

1950

ジオ・ポンティとカッシーナは出会い、大きな転換を迎えることになるのですが、そのきっかけが 名品【スーパーレジェーラ】が誕生になります。 その名も超軽量という意味をもち、わずか1,3キログラムの軽さで、当時の広告も女性が片手で持っている姿がその軽さを物語るというものでした。 その後スーパーレジェーラは大きな売上を生むのですが、それ以外にも外部の才能のあるデザイナーや建築家達とのコラボレーションをスタートさせるものとなります。

1964

新たに有能なデザイナー達とのコラボレートにより作品を生むだけにとどまらず、カッシーナ社は歴史的名品作を復刻するシリーズを発表していきます。ここでル・コルビュジエやリートフェルトなどを代表するイ・マエストリコレクションとして20世紀初頭の巨匠たちの作品が、作者あるいは著作権継承者による厳格な指導と認証を受けながら、意匠的にも品質的にもオリジナルに忠実な復刻をおこなっているものです。カッシーナ社の製品には正式な復刻を証明するものとして、著作権継承者から正式に使用を許可されたトレードマーク(サイン)の刻印と、製造ナンバーが入ったIDカードが添付されています。

現代

現在ではハニカムやパネルアルマイト加工など新素材や新技術を用いることを行うと同時に17世からの伝統的な木工技術の継承にも努め、温故知新の精神で革新し続けているようです。 また主観ですが最近の作品はラインが細く華奢なチェアや比較的脚の低めに形成され高さのないソファや大胆なデフォルメされたデザインなどのデザインに傾向があるように見え徐々にまた少しずつ変化していく模様がこれからも楽しみなブランドです。